私は小学校の教諭として、国語科を担当しています。授業の合間には、教育理論に関する新刊本をできる限り目を通すようにしています。子供たちに必要なのは、従来の知識注入型授業ではなく、主体性と創造性を育む新しいスタイルの学びだと考えているからです。
特に、子供の内面性や多様な個性を尊重し、一人ひとりの特徴に応じて伸ばす教育論には共感を覚えます。固定観念にとらわれない柔軟な発想は、これからの時代に求められる力だと思うのです。
教育は、社会の在り方そのものを変える力があると信じています。これからも、教育書を通じて新しい気づきを得ながら、子供たちが心から学びたくなる授業を実践していきたいと思っています。
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好きな教育書
子どもたちに民主主義を教えようーー対立から合意を導く力を育む
刷新的な改革を行なった麹町中学校の元校長である工藤勇一氏の書籍で、意見の対立から合意形成までといった対話の力を育む本当の意味での民主主義について紹介されている本です。現代の子どもたちに必要だけど弱い資質の部分であるこういった能力を学校教育の目標としていくことの大切さについて知ることができます。対話の力を強めることで、学力も向上し主体的な生徒が育つのが明確にわかる部分が好きです。
教えて!校長先生 渋谷教育学園はなぜ共学トップになれたのか
渋谷教育学園の理事長である田村哲夫氏の書籍です。屈指の進学校である渋谷教育学園の理念や方針から現代の学校教育や学力向上のために必要な力がわかる書籍です。田村氏の思想と学生に求める姿に心惹かれたため好きになりました。
東大よりも世界に近い学校
若くして民間から校長になられた日野田直彦氏の書籍です。民間(塾講師)での勤務経験から教育界に参入しイノベーションを起こして、かつ、進学実績も作った校長の体験談や考え方がわかります。ひとつの業界のみでなく、色々な経験を持つ人が集まる多様性の重要さがわかるため好きです。
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